2005年12月06日
なぜだか楽しい

はずかしい話ではあるが、私は小中高校と音楽の成績は「3」までしかもらったことがない。音楽は、もちろん昔から好きだったのだが、音楽の授業が嫌いだったのだ。小1の頃、ビートルズやベンチャーズが流行し、毎日となりの実家の叔父の部屋にてレコードを聴かせてもらったものだ。親父の好きな田端義男もよかったが、私の好みとしてはビートルズであり、ベンチャーズであった。その後、グループサウンズなるものも流行ったが、一部を除き、なんてうすっぺらいんだ!と言う感想しか持てなかった。ちなみに、ザ・タイガースは すぎやまこういち氏の綺麗でかつ奇抜な転換のある曲で好きだったし、ザ・ゴールデンカップスの重厚なサウンドには引き込まれるものがあった。とにかく音楽は好きだった。
音楽の成績は「3」までしかもらったことがない・・・
どうも押しつけられる理論や歴史、クラッシック、学校唱歌?などが好みでなく、こんなの音楽じゃないと反発すらしていた。当然、学校でのハーモニカやリコーダーなど まったく興味もなく、きっと態度の悪い生徒だったのだろう。今さらながら もったいない時間を過ごしたなと後悔させられている。
皮肉な?ことに、図工、美術の成績は「5」しかもらったことがない・・・
絵を描くごとに、とにかく誉められた。自慢ではないが、と言って自慢するが(^^外国から賞をいただいたりもした。家には賞状やらが山のようにあった。誉められるために絵を描いていたようなもので、実はそれほど好きではなかったのだ。
絵を描く時間が120分あったとしよう、私の場合、絵を描く対象を目の前にして90分以上作品のイメージ作りをし、残った時間でやっと筆を取り追いこまれるように仕上げる・・・、これが苦しかった、楽しくなかったのだ。当時の作品は手許にひとつも残っていない、また、描こうとすら思わない。
私の曲作りはほとんど、頭の中でずーっとイメージを練っている、ほとんどの形が出来て、やっと楽器に触れた時に作品になる。。あの時といっしょだ。。
しかし今、そうやっている音楽が楽しい。
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Posted by デューク・S at 12:15│Comments(0)
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